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2008-06-08 Sun 22:44

売れる色とデザインの法則

以前にご紹介した売れる色の法則の続編。

会社の先輩が、これ読むと良いよって貸してくれたけど、
最初は「同じような内容だったら2冊目はいらないんだよね…」くらいの気持ちで。

でも読んでよかったわ。

図解!売れる色とデザインの法則―色・形・パターン・配置に潜むロングセラーの秘密図解!売れる色とデザインの法則―色・形・パターン・配置に潜むロングセラーの秘密
秀和システム(2007/09)
高坂 美紀

Amazonで詳細を見る

ISBN:978-4798017570

商品パッケージを作るときの法則についてです。
要約すると、イメージは左に、ロジックは右に。
ふわっとしたイメージは上に、土台・裏づけは下に。

___________________
| 美しい   | シンボル    | 一番の  |
| イメージ  | または     |  売りの  |
|        | メーカーロゴ  |  ポイント  |
|______|______|______|
| 原材料の |  商品名と   | 使用後   |
| ビジュアル |   写真    | イメージに  |
|        |           | 繋がる情報 |
______|_______|______|   
|食欲・性欲・ | 良さを説明  |良い秘密また|
|子供心を刺激| する数字    | は家庭的な  |
|するイメージ |          | イメージ    |
|______|_______|______|

具体的にはこんな感じ。
商品パッケージだけじゃなくて、POPやポスターにもつかえるし
企画書イメージUPとかにも応用できそう。

あとは売り場で目立つ色について。

「地色の白は赤や金よりも前面に出てくる色」
「グリーンは買うときの迷いを助長する反面、まろやかさをアピール」
「一面のオレンジを、そのカテゴリーで誰が一番先に取るか」
「オレンジ以外なら黒」
「アルミのパッケージは何箇所も銀のところを残す。
クールでシャープで都会的かつ知的な印象に」
「メーカー名とシリーズ名は色を反転させて組むと自然に見える」
「多色展開するときは暖色系・寒色系・モノトーンをどれも投入すると
春秋は暖色、夏は寒色、モノトーンは通年で売れていく」

あと形についても、
「中身と同じような形を繰り返すと買われやすくなる」
「握りやすい形で、食べたくなる色のものを作ると売れる」
「人体のようなカーブを持ち、山か海のような色をした容器に入れると売れる」
などなど実践で役立つ情報ばかりです。

さっそく今週手がけている商品に応用させていただく予定です。
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Theme:マーケティング

Genre:ビジネス

2008-02-11 Mon 09:15

リース会計が変わります Vol.2

半年くらい前に「リース会計が変わります」の記事で、詳細を後日書くと言ってたのですが、
2008年4月から施行予定のため、最近は各専門サイトで
だいぶ分かりやすく纏まっているところが増えてきました。

借り手の処理については、
三井住友ファイナンス&リースのページと、そのリンク先のPDFがシンプルに書かれていて
分かりやすいです。


大部分の所有権移転外ファイナンス・リースについては
売買処理となり、資産&リース債務をB/Sに載せたうえで
「残存価格なし、リース期間と同じ期間の定額法」で減価償却することにより
リース料と同額が全額損金扱いとなります。

やはり中小企業除外規定によって、中小企業については
従来どおりの賃貸借契約処理が可能になる見込み。
ただし今日現在、中小企業会計指針の改訂版がまだ出ていないと思われるため
(見かけていないだけだったらすみません)
これからの動向もチェックしなくちゃですね。

また、中小企業以外でも、
1年未満の契約や、1契約300万円以下の
所有権移転外ファイナンスリース契約は賃貸借契約とみなし、
従来どおりB/S計上せずリース料を費用とすることができます。

適用初年度以前に賃貸借処理していた既契約の所有権移転外ファイナンスリースは、
契約時に遡及して売買処理することを原則とし、その影響額を特別損益で処理します。
ただし下記①、②のように賃貸借処理の継続または簡便な方法を採用することもできます。
 ①改正前と同様の必要事項注記のうえで賃貸借処理を継続
 ②期首における未経過リース料又は未経過リース料相当額(利息相当額控除後)
  を取得価額とし、期首に取得したものとしてリース資産を計上

・・・ってことで、既契約がある場合は
今年の儲け具合を考慮しつつ利益調整できそうですね。

消費税のほうは売買契約になるので
初年度に一括「未払い消費税等」計上して
毎年消化していく方式です。
「利息」「保険料」の内訳がリース契約書に明記されていないものは
リース総額が課税対象になるそうです。
(内訳明記されないものが多いと思われ。。。)

まだ私も勉強中で、中間報告的な記事になりましたが
メモ代わりに書いておきます。

皆様からも色々情報をいただけると嬉しいです。

Theme:ビジネス系。

Genre:日記

2008-02-11 Mon 07:19

サマンサタバサ 世界ブランドをつくる

寺田和正『サマンサタバサ 世界ブランドをつくる』日本経済新聞出版社

ISBN:978-453231341-8

サマンサタバサをご存知ですか?

女の子たちに人気のBAGのブランド。
ミクシィの上場とほぼ同じころに、東証マザーズに上場した会社です。

私が大学~就職のころ、ここのブランドの
バンブーの持ち手のついた個性的なデザインのバッグが大流行しました。
それから10年以上が経った今、私たちがリアルに欲しいと思うものを
作り続けているのです。
個人的にはビクトリア・ベッカムがデザインしたものが好み
お客の年代が上がるにつれて商品も変化していっているのが嬉しいです。

さて、そのサマンサタバサの成功の秘訣
「良い人」「良いもの」「良い宣伝」「良い場所」
の4つについて書いている本です。

サマンサタバサ 世界ブランドをつくるサマンサタバサ 世界ブランドをつくる
(2007/07/26)
寺田 和正

Amazonで見る



とくに「良いもの」「良い宣伝」に関して、
ブランディングに対する哲学が素晴らしいと思います。
↓以下、本文中より引用。

・付加価値をはぎ取った本質を知ることが、付加価値を知ること
・ブランドは“球体”で考える~見方や内容を変えたとしても変わらない部分。それが“球体”なんじゃないでしょうか。あらゆる視点からブランドを見よう。
・ブランドはブームにしてはいけない~付加価値を“食べきって”しまわないよう努力することと、ブームを生み出すことは意味合いが違います。
・良い宣伝は、お客様を喜ばせてこそ。そもそも宣伝とは、売るためのものではない。~最大の効果は“喜び”と“サプライズ”である。
・サマンサタバサジャパンリミテッドという社名には、世界を目指すという強い意思が込められている。


なんとなくですが、この会社は世界に届くんだろうなと感じました。
そして、急成長の会社でありながら、まるで老舗のように人を大事に育てようとする姿勢も
伝わり、読んでいて暖かい気持ちになりました。

ブランド戦略に関するシビアな視点と、人に対する思いやり。
両方を持ってる寺田社長、かっこいいです(←これ、結論。笑)

Theme:ビジネス系。

Genre:日記

2008-01-04 Fri 08:07

実践!ネットリサーチ

『実践!!ネットリサーチ~マーケティング担当者必携BOOK』
編集:宣伝会議


実践!!ネットリサーチ実践!!ネットリサーチ
(2003/10/20)
宣伝会議

商品詳細を見る


2003年の本なのでちょっと古くて・・・。
「(郵送や街頭の調査に比較した)ネットリサーチのメリットは速いことと安いこと」
「リアルで接触しづらいレアな層にもリサーチをかけられる」
「あとは郵送の質問とほぼ一緒」
っていうかんじの作りなのです。

ケーススタディも、「初めてネットを利用して調査してみました」的な感じで。

内容は、ネットに限らずアンケート調査の基礎が書いてあるの。
目的をはっきりさせて、
ターゲットになる層を決めて、
アンケートを実施して、
集計して見せ方を考えて・・・

普通すぎるくらいフツウ。

でも。

いつか機会があったときのために覚えておこうと思ったことがありましたので引用します。

 ■負担を感じずに回答できる質問数・・・16.6問
 ■途中で回答をやめてしまう質問数・・・33.5問
 ■1問あたりに見られる選択肢数・・・14.4問
 ■負担なく回答できるマトリックス数・・・5.7問
 ■負担なく回答できる自由回答数・・・6.1問
  (2003年マクロミルモニタ調査による)


かれんは直感型ですが、こういう数字はちょっと意識するだけで
バランス感覚良くなれる気がしちゃいます。

(いつまでおぼえていられるかはわからないけどね

Theme:マーケティング

Genre:ビジネス

2008-01-04 Fri 03:01

『財務3表一体理解法』

年末に読んだ本をUPしていこうと思います。
12月は記事を書かずに過ごしていたので、その分もがんばって書きます。。。

さて。本日のお題はザイムショヒョウ。

國貞克則『決算書がスラスラわかる 財務3表一体理解法 』(朝日新書 44)


財務3表一体分析法 「経営」がわかる決算書の読み方 (朝日新書)財務3表一体分析法 「経営」がわかる決算書の読み方 (朝日新書)
(2009/05/13)
國貞 克則

商品詳細を見る


財務3表って、
 1.貸借対照表(B/S)
 2.損益計算書(P/L)
 3.キャッシュフロー計算書(C/F)

の3つなんですが、何かひとつの取引をしたときに
この3つの表のどことどこに影響が出るのかをシンプルに解説した本です。

面倒な簿記の仕分けの練習はしたくないけど仕組みは知りたい!
という方に最適です。

「自分が自営業者として商品を仕入れたり、販売したり、
資産を手に入れたり減価償却をしたときに
自分の会社の財務諸表はどうなっているか考えましょう」
っていう設定です。
ストーリーがあるので読みやすくてよかったです。

簡略化されているみたいで
「P/Lの当期純利益=B/Sの利益剰余金」
とかって書いちゃってるので
「実際には大企業だと連結とか配当とか考えたら一致しないじゃん・・・?」
とも思いますが。
反面、頭をすっきりさせてくれるのでありがたくもあり。

いわゆる財務分析の指標にこだわるわけでもなく、
本来の数字の意味が書かれていて
管理職や営業職の「一般教養的に理解しておきたい」ニーズにぴったりです。

出版されてから半年以上経つのに本屋さんで平積みされているのも納得。
新書なので持ち運びもしやすいし、みんなにすすめたいなぁ。

Theme:会計・税務 / 税理士

Genre:ビジネス

2007-09-16 Sun 23:31

顧客を選別・分類・予測するCRM/データベースマーケティング実践技法

みなさまご無沙汰しておりました!

PCモニタが突然寿命を迎えてしまいまして
この機会にようやく液晶モニタを購入しました。

さて本日のお題は、CRMです。

顧客を選別・分類・予測するCRM/データベースマーケティング実践技法顧客を選別・分類・予測するCRM/データベースマーケティング実践技法
(2001/12/03)
日紫喜 一史

商品詳細を見る



政府刊行物って、株式会社かんぽうから出てるのね。
知らなかったわー。

中身はマニアック&実践的です。

やってることは「顧客を選別する」「顧客を分類する」「顧客を予測する」の3つ。


顧客データベースから変数の分解&集計をして、
主成分&クラスター分けをして、というそれぞれの手順の
SASプログラムがそのまんま載ってます
Webページのソース表示みたいな見た目のページがずーーーっと並んでる。
SASプログラムを自ら書く機会がどれだけの人にあるのかといえば
ほとんどないこととは思いますが
探そうと思ってもこんな本はなかなか見当たらないので
絶版にならないうちにお買い上げ。

このマニアックさに、飢えていたのだと思う。

よく「1週間でわかる~マーケティング」とか見かけるけれど
本当に役立つのはこういう職人的な本なのでしょうね。

解説が親切じゃなくて昔の職人風に「見て覚えろ」と言わんばかりのページ構成とか、
取って付けたようなデータマイニングの章とか、不満なところもあるんだけど
反対に、初めて分析する人のひっかかりやすい罠について
超!親切に「ここにワナがあるよー」って教えてくれてる部分もあり。

値段が倍でも許すから、もうちょっと書き足してくれないかなー

Theme:マーケティング

Genre:ビジネス

2007-08-19 Sun 13:56

サブプライムと世界的信用不安について

みなさまごきげんよう(はぁと)

世の中はサブプライム問題&世界同時大混乱!
先日ある方から、
専門用語だらけ&昔無かった商品だらけでわからないので
勉強する本はないの?とリクエストがありまして。

ヒトコトで言うと、ありません(笑)

いま現在起こっていることや主役となっている金融商品を
金融論の本で壱から勉強していては日が暮れてしまいます。

最低限の略語&流れを(てきとうに)解説するので、
あとはコレを使って、業界の偉人たちのblogを読んでくださいね。
(文中の水色文字がリンクになってます)

 【 サブプライムローン 】 収入が低かったり
  ブラックな人たちに、高利で貸すローン。

アメリカではこれで住宅を買った層が払えなくなり、
貸し手が大打撃を受けてる。

3月にサブプライムが注目され始めたころ何が起こっていたのかはKlugさん
ここでは市場規模約1兆3千億ドルで大したことなさそうと書かれているけど・・・
その債権にレバレッジがかけられて転売されているので問題はあちこちに波及。

 【 レバレッジ(レバ) 】 信用取引や金融商品をつかって
  実際の資金よりも多い金額の取引をする仕組み。

「3倍レバが効いている」だと実際の資金量より3倍膨らませてある、の意味。
損をするときは元本の3倍っていうこと。

 【 HF 】 ヘッジファンド
 【 IB 】 投資銀行と訳すけど、大口相手の証券会社のこと
 【 CDO 】 社債や貸出債権(ローン)などの資産を担保にして
  発行される資産担保証券(証券化商品)


より詳しい用語解説はウォールストリート日記さん

レバレッジがかけられて転売されている様子はぐっちーさんのところ

転売されたものは格付けが高くても危ないっていうお話はこちら

 【 クレジットクランチ(信用収縮) 】 銀行が資金調達できなくなったり、
  銀行が貸し渋ったりする状態。
  ちょいプロ的な言い回し?では、信用創造ができにくくなった状態。


すでに欧米では金融機関の資金調達困難な場面があり、
FRBとECBによる無制限資金供給が行われました。

 【 FRB 】 アメリカの中央銀行(アメリカの日銀的なもの)
 【 ECB 】 EUの中央銀行(ヨーロッパの日銀的なもの)

アメリカのサブプライム問題が世界の金融全体に波及している様子は
酔生夢死さんの8月10日からの記事がわかりやすいです。

さらに読みたい方は・・・
「ヨーロッパへ飛び火」の様子は厭債害債さんおかねのこねたさん

サブプライム以外の市場での信用収縮にも波及している様子はこちら

この動乱のさなか日本はどうして円高なのか?
それは円キャリ解消のため。

 【 円キャリートレード(円キャリ) 】 金利の安い円で借金して、
  海外で高利回りで投資・運用すること

円キャリ解消:海外投資を引き揚げて日本で借金返済。
すると外貨を日本円に換えるので必然的に円高。

そして日本も株安。
円高になると輸出産業株が下がる
日本の株式市場の6割を占めるといわれる外国筋が買い控えてる
日本の機関投資家&個人も先行き暗そうだから買い控えてる
っていうのが一連の流れですね。

あとは、日経新聞を(8月12日ごろの分から)
裏までひっくり返して読むのが一番だと思います。
信用不安をあおるような真似はしたくないけれど、
みなさんが逃げ遅れないことを祈っております。
投資信託MMFFXも、逃げ推奨。
いま仕込みを入れるようなツワモノは、とめないけどね(笑)
では。

Theme:金融・経済ニュース

Genre:株式・投資・マネー

2007-08-09 Thu 17:30

ロングテールの話の続き。『続 ロングテール戦略』

前のエントリでお話させていただいた、ロングテールについて。

最近、続編が出版されました。

菅谷義博
『続 80対20の法則を覆す ロングテール戦略』
東洋経済新報社

ISBN:9784492555736
続80対20の法則を覆す ロングテール戦略(2007/01/26)
東洋経済新報社

Amazonで詳細を見る


こちらも趣旨は1冊目と同じですが、進化版。
帯のコピーのとおりです。
「小が大を飲む!すごい儲けの仕組み」
しかも、パレート図の胴体部分に「大企業」
ロングテール部分に「クリエイティブな個人の群れ」

インターネットは文字から動画の時代に来ているので、
うまく使えばTVコマーシャルのような効果が生み出せて、
しかもマーケティングの自動化にもなり・・・
(で、小が大を飲むのね。)

動画広告の効率的な出し方も紹介されています。
ちょっとGoogleから宣伝料もらってない?という疑問もわきますが、
そこは、まぁ(笑)

Web自社の広告を出すとき、検索エンジンの上位に表示させるにはどういう技術を使うか。
メルマガの配信をするとき、個人間のメールとして読んでもらい、
良い印象をもたれるにはどんな作りこみ方をするのか。
高額の商品を売るときの、フロントエンド商品の設定の仕方。

「マーケティングの仕事の半分はテストです」
と断った上で、Web上のテストの話し。
Webだと一斉配信なんてすぐに出来ちゃうんだけど、
あくまでも
小さくテストして、自信作ができたところで大きく展開
これはリアル店舗のテストと一緒ですね。

そーんなわけで、その先を知りたい!
もっと専門的な技術を磨きたい!
と言う気分になったのでした。

普段の仕事はリアル店舗しか扱ってないから知識がなくても困ることはないんですが、
一般小売店にしても、Web上のプロモーションが侮れなくなってきていることも感じていたりして。
中小で伸びている会社は、Webの使い方が上手だなと。
そこに貢献できるようになりたいのです。
(お取引先様の売り上げあってこその、かれんの営業成績。)

続きは、妖怪小説の合間にでも、
銀座で買い込んだ真面目な本を読んで書かせていただきます♪


Theme:マーケティング

Genre:ビジネス

2007-08-09 Thu 17:14

菅谷義博『ロングテールの法則』

本日のお題は「ロングテール」です。

銀座で仕入れたWebキャンペーン&マーケティングの本について書く前に、
そもそもどうしてそこに興味を持ったのかをお話させていただこうと思います。



きっかけは、この本。

菅谷義博
『80:20の法則を覆す ロングテールの法則』
東洋経済新報社

ISBN:4492555501

80対20の法則を覆す ロングテールの法則
(2006/02/24)
東洋経済新報社
Amazonで詳細を見る



ビジネス書はネタバレOKとMYルールを決めていますので、内容もどんどん書きます。
ただ、適当に摘んでますので、ご興味のある方はご自分で読んでくださいね。

パレート法則とか、パレート分析は聞いたことありますか?
いわゆる「80対20の法則」です。

たとえば。
■2割の社員が8割の利益をもたらしている
■2割の上顧客が売り上げの8割を占めている
■2割の商品が売り上げの8割を占めている

で、その重要な2割にターゲットを決めて販促をすると効率が良いっていうのが従来の定石でした。
必要最小限の労力で、効率よく利益を上げるには重要なことです。

胴体を食べておなかいっぱいになるなら、効率の悪い尻尾はいらない。

でも、ながーい尻尾の部分に注目したのがロングテールの法則です。
切り捨てている残りの8割の顧客や商品に、コストなしで販促が出来るなら、
切り捨てないほうが良いに決まっています
そのコストの少ない販促って、Webだと簡単に出来ますよ!
というのがこの『ロングテールの法則』の主旨。

前半はロングテールについての説明。
後半は、実際の手法について書いてあります。

興味深い記述は、

「必要なのは
マーケティングのネット化ではなく、
マーケティングの自動化である」


っていうところ。
要は、郵便でDM打ってたのをメールにしただけじゃダメですよー、というお話。

この言葉の含蓄だけで、ゴハンが3杯食べられるわ。

だから、Web上の広告媒体についても書かれているけど、
ICタグのようなリアル店舗向けのものでも、マーケティングの自動化であって
考慮すべき手段であるってことも書かれています。
(ICタグについてはまた後日。)

後半はグーグルアドワーズほか、各種の成功している広告媒体の紹介がされています。
これは実際使ってみないとわからないかな。

Theme:マーケティング

Genre:ビジネス

2007-08-01 Wed 12:54

カラーマーケティングの良書『売れる色の法則』

高坂美紀『図解!売れる色の法則』秀和システム

ISBN:4798014192
Amazonで詳細を見る

売れる色の法則


著者の高坂美紀さんはプロのカラーコンサルタント。
さまざまな商品のパッケージデザインを、
なんと22年間も!!!続けていらっしゃる方です。

今でこそカラーマーケティングという言葉もすっかり定着していますが
22年前ってどうだったんでしょう?

いままでたくさん読みましたが、正直言って、
カラーマーケティングはコレ一冊で十分です
全頁カラーで、実際の商品を例に説明してあるのでわかりやすいです。

誰が見ても、金色はゴージャスイメージ。
それだけじゃなくて、何色とどんなバランスで使うのかで効果も変わったり。
印刷の都合で金色が使えないときはどうするのか、とか。
そういうことを細かく説明してある本。

一般論で「食品パッケージに寒色系は売れにくい」とか言われていますが、
この本には、寒色系なのにヒットしたものもたくさん登場します。
だけど、偶然じゃなくて、ヒットするように仕掛けられているの。

その根拠を、ぜんぶ書いてくれてます。


ほんとに惜しみなく書いてあるので、
企業秘密ばらしちゃって良いのか心配なくらい。
だって、プロも使えるようにCMYK付きだし、真似されちゃうよ?
あ、でも(知財権とかで)まったく同じにはできないから良いのかな。


多分無理だとは思うけど、『売れなかった色の法則』なんていうのも知りたい私・・・
(出版者の中の方、もしもご覧になっていたら企画してください☆)

Theme:マーケティング

Genre:ビジネス

2007-07-29 Sun 19:10

定量分析実践講座

福澤英弘『定量分析実践講座』ファーストプレス
ISBN:978-4903241531
Amazonで詳細を見る

teiryoubunseki


恥ずかしい話なのですが。
日頃、かれんの営業企画書には数字が入っていません
売上高以外はシナリオオンリー。

「今一番伸びている業種」
はかれんの直感だし

「来月が売り上げピーク」
は店員の受け売りだったりします。

定量分析、できるようになりたーい
数字で分析&説得できるようになりたーい

本屋の平積みでそんな本を発見。

数式じゃなくて文章で説明してくれているので、
かれんにも、ちゃんと面白く読めます。
各章でちょっとずつ式に表してあって程よい感じ。

理系で統計やってた方には簡単すぎるかもしれませんが、
商売上の意思決定にこんな風に利用するのかー・・・
っていうサンプルとして楽しいです。

出てくるテーマの例

「3つのお店に4人のスタッフ、どう配置する?」
 (限界効率)

とか

「社員研修、平日と休日のどちらで実施する?」
 (機会費用)

とか。

直感だけが頼りのかれんも
こんなことを計算して決めたりするようになるのでしょうか・・・

(・・・なれると良いなぁ)



☆著者の福澤英弘さん、会社を作られたようですね。
  ↓
http://www.adat-inc.com/greeting.html


Theme:読んだ本。

Genre:本・雑誌

2007-07-29 Sun 14:40

あのヒット商品のナマ企画書が見たい!

戸田覚『あのヒット商品のナマ企画書が見たい!』ダイヤモンド社
ISBN:4478760950

Amazonで詳細を見る

namakikakusho


ヒット商品の企画書をあつめた本。


とりあえず好奇心は満たされるはず。
広く浅く取材してる印象ですが、定価1,500円ですからこんなものでしょう。
自分の企画書にそのまま転用しようと思って買った方は不満かもしれません。
別にかっこいい企画書の書き方ではないし。
すごいのになるとワープロですらなくて、日本語タイプで打ってある、とか。



良い企画書はプレゼンの仕方が上手いわけじゃなくて
中身で勝負してるんですね。


個人的に「この企画書好き!」って思ったのは、
オニツカタイガーのスニーカー販促。
山田裕也さん
定性的な市場分析が上手です。
「目的と目標」ってふつう、目標○億円とかって書くと思うんですが、
どんなブランドを確立してどう育てていくかの指針を書いているんです。
で、「まずは100売り場」「年内に本当のビジネスパートナーを見極める」
とか、具体的にやるべきことは超リアル。
読みたくなる企画書。



そして本当に一番すごいのは・・・
この本を企画した戸田覚さん
だって、こんなタイトルの本見かけたら買わずにいられないし。
この本の企画書も見たいです。

Theme:読んだ本。

Genre:本・雑誌

2007-07-12 Thu 11:32

リース会計が変わります

  
『企業会計 2007.7月号~特集:リース会計基準等の総合解説』
石井泰次、小賀坂敦、小宮山賢、佐藤信彦 著 中央経済社


http://www.chuokeizai.co.jp/acc/200707/index.html


企業会計7月号


皆さんの会社、リースで機材とか使ってますよね?
もしくは、リースを使って商品を提供したり。
で、その会計基準が大幅に変わります。
日頃から少しずつ日経新聞などに載ってきてはいますが、チェックしていない方のためにレビュー。

この3月、企業会計基準委員会から「リース取引に関する会計基準」が発表されました。
平成20年4月を目処に、新基準適用です。
詳細はまだ発表されていないのですが、リースを使う税務上&会計上のメリットが薄れそうな気配です。

今までは月々のリース料を経費で落とすだけで済んでいました。
これからは・・・
リースで利用しているものを資産計上しなくてはなりません。
資産計上すると、保有資産には税金がかかります。
資産計上するということは、同時に融資を受けたりしてるような捉え方をするので、負債の計上も発生します。
会計上、B/Sの見た目が変わってきます。
リース専門以外の方にも、ファイナンスリースのオフバランス処理廃止・・・っていう言い方は伝わるのかしら?
まあ、そんな感じです。

じゃあ、土地と建物一緒とか色々込みの契約は?
リースって言ってもいろんなタイプの契約をどう処理するの?
今まで既に組んでるリースは?
資産価値(残価とかも)の適正な時価評価ってホントにできるの?
・・・って、いろいろ細かいことは、実は未発表。これから決まっていきます。

ただ、今回の特集記事で、方向性はだいぶ見えてきました。
改正の目的自体は、企業価値の正確な把握と、税収UPということらしいです。
中小企業除外規定もできるらしいから、該当しそうな方は(除外してもらえるように)これから色々研究すると良さそうです。

あと、業界内のうわさでは、一般乗用車のような小さいものを除外するとかしないとかの話もちらほらと聞こえてきます。
私も仕事に密接にかかわってくるので、また関連の記事を見かけたら載せていきますね。

Theme:ビジネス

Genre:ビジネス

2007-07-09 Mon 03:23

ちょっとヘビー級のコンサル本。

『V字回復の経営』三枝匡 日経ビジネス人文庫
ISBN:978-4532193423

詳細を見る

vjikaifukunokeiei



文庫本になったので読んでみました。
既にほかの2冊のシリーズものも文庫化されていて、アマゾンの書評を読むだけでも良書であることはお分かりいただけるかと思います。
簡単に言うと、不採算部門から撤退して「金のなる木」「スター」部門への資源集中と、収益構造を「速いサイクルでまわるように」変革するにはどうしたら良いかという話です。
実例が出ていますのでリアリティありすぎです。
なにしろ、社内の現状把握をするまでの苦労とか、改革への反発とかも含め現実に起こったことが書かれているのです。
ほんとに素晴らしいコンサル本です。
そして、参考になる代わりに、読後の疲労感があることは否めません。
かなり、ぐったりしちゃいます。
大好きな王子様には、読んで欲しいような欲しくないような。。。

ちなみにウチの会社でも、まさにこの本の影響を受けていると思われる改革が進行中です。
不採算部門のソフトランディングが困難だったり、プロセス管理に莫大な時間と労力を注ぎ込んでいるために営業力が落ちるという皮肉な結果になっていますが、そのへんのバランスさえ取れるならば確実に収益は上がることでしょう。

やっぱり読んで欲しいかな。でも疲れると思うので、元気なときにね。

Theme:ビジネス

Genre:ビジネス

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