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2007-08-17 Fri 01:34

星の降る里のおはなし。重松清『カシオペアの丘で』

重松清『カシオペアの丘で』講談社
ISBN-13: 978-4062140027
カシオペアの丘で(上)(2007/05/31)
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カシオペアの丘で(下)(2007/05/31)
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涙腺のゆるむ小説を読みたい方専用!
もう、最初から読者を泣かせるスタンスです。


重松清さんの出版ご挨拶みたいな映像(Webで落ちてた)を見たら、
この作品で一番伝えたかったのは
「親は子供に何を伝えられるか」
ということだと言っていました。

特に後半はこのテーマが色濃く、きっちり感動させてくれました。
さすが重松さん。


ハンデキャップやトラウマに人生左右されてる人間が
4人も5人もまとめて出てきて小学生時代のしがらみで
40代まで生きてるのは設定重い感じですが・・・。
良く捉えるなら、この中の誰かに共感はできるかも。

「他人と自分自身をゆるすこと」「ふるさと」
について書くにはこれくらいで良いのかしら。


この小説のモデルは、北海道芦別市。

カシオペアの丘=星の降る里
ちゃんと大観音像も実在するし、株式会社星の降る里経営の
カナディアンワールドが芦別市の財政に打撃を与えた話も実話です。
後半、大観音像を入場無料にしていたのも実話。
この星の降る里って2007年7月に破産手続き開始のニュース
出たばかりでしょ?
すごくタイムリーなのですよね。

小説中、実名が出てこないのでわからなかったのですが。
チラッと出てくる鉄道会社は西武系?
芦別といえば三井炭鉱が平成の時代まで存続していたけれど
この小説の舞台は三井で合ってる?
札幌の建設会社って旧地崎工業?
などなど「どこまで実話なのか」無駄に考えすぎて
読みながらGoogle何度も検索してしまいました。
結局、謎は解けず。
ご存知の方はおしえてくださいね。。。


【追】記事を書いてから知ったのですが、
舞台は芦別市ベースだけど、夕張市のエピソードも織り込まれているらしいです。
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Theme:文学・小説

Genre:小説・文学

Comment

カシオペアの丘で

トラックバックありがとう。
 著者のねらいは、親が子供に何を伝えられるか、でしたか。確かにシュンの病が死に向かっていくことが既定となってからの後半は、まさにそれがテーマでしたね。
 私は許し許されるの方に目を奪われていました。
 しかし、明らかに読者を泣かせようしているのは分かるのですが、不思議に泣かされませんでした。逆に一歩ひいて見ている様な感覚でした。
 大観音像は実在するのですか。旧炭鉱町や炭鉱事故は事実を土台にしているのだろうとは思っていましたが、大観音像までは考えませんでした。事実は小説より奇なり。
 また遊びに来てください。

>Koretoujinさん

こちらこそコメントありがとうございます♪
たしかに私も、あんまり泣いてません(ひやひや)
多分、感情移入のしどころを乱立させすぎていて、
(著者ではなく)読んでいるこちらが「神の目線」なのですね。

「芦別 大観音像」で検索すると写真がたくさん出てきますのでちらりと見てください。
2階建て一軒家とか3階建てアパートくらいしかない町に、どーんと建ってます。

またブログのほうにも遊びに行きますのでよろしくお願いしますね!

北の京芦別大観音像

アドバイスに従い大観音像の写真をあさりました。
りっぱなものではないですか。胎内の写真も紹介されていましたが、なんとも豪華で立派でした。GTOの撮影でカナディアンパークにロケに来た、反町隆史が金壱万円也を奉納していました。
展望台は目の部分ではなくて胸にあるのですね。
回りには五重塔や三十三間堂やら、廃止になったモノレールのレールやらがあって、一大観光施設だったのですね。
「カシオペアの丘で」から想像していたイメージとは立地も内容もまったく違いました。現実の方がずっと明るいですね。

はじめまして。こちらの記事にトラックバックさせていただきました。
とっても感動的な作品でしたね。
舞台のモデルは芦別市と夕張市だったのですね。観音像も印象にすごく残ってます。

トラックバックやコメントなどいただけたらうれしいです。
お気軽にどうぞ。

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